「明日はごみの日なので“ショウワルクサ”を取り除いて・・・」と言う私に、「“ショウワルクサ”などと呼ばないで、草も一生懸命に生きているのだから」と娘。
太い茎から節々に花のできる枝を伸ばします。抜いた茎を土の上に放置するとそこから根を延ばして活着。黄色の花は開ききることなく、蕾の状態が続き、その時から作業着や軍手にくっ付くのですが、今の時期に大変困るのが中央に見える『種』です。細く黒い種がびっしり、くっつかれたまま作業を続けるとそこらに散らばってしまいますもの。
2~3年前から庭の隅に、萩に似たピンクの小さい花をつける草とも木とも言えそうな植物が目につきました。可愛い花ですが、その後がたいへん、粘りのある種が軍手にくっつくのです。それで翌年は、花が終わるとすぐに茎を切りました。
このところの体調不良で、放置していた畑に久々に足を踏み入れると、旺盛な草ばかり。引き抜いた軍手に、あの粘っこい平たい種が隙間がないほどびっしりとくっ付いて。よく見るとあの花の茎です。根から取り除きました。
丁度テレビで、その植物名が“ヌスビトハギ”であると報じていました。畑では厄介者でしたが、秋の数日間を愛でた植物の名前がこれでは可哀そうだと思いました。
植えた花を引き抜き処分するときには「ごめんね」というのに、草を抜くときは何とも思わない私自身もあきれたものです。でも作業は続きます。(*^▽^*)
花には気の毒ですが “ヌスビトハギ”はやはり性悪草のようですね。
体調に気を配ってやっつけてください。
子供の頃、秋、山道いや里道を通ってもズボンや腕の袖に沢山草の実がくっついてきてました。田舎の方言で “ホイト” と云ってたのを思い出しました。”ホイト” (物もらい、乞食)、昔の乞食は飢えた人で、いつまでも付いて来ていたのでしょう。
寒くなります、畑より、“ショウワルクサ” より体調第一でお過しください。
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私の子供の頃は、草の実がくっ付くと「馬鹿が付く」と言っていました。そのころは丸い草の実が多かったように思います。“ヌスビトハギ”はあのように強いとは思いませんでした。その折の軍手は使い物にならず、廃棄してしまいました。この時期、動けるようになり感謝しています。ありがとうございました。
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我が家にもたくさん生えています。次から次へと増える どうしようもないのですが、私にとっては思い出の草でもあるのです。
散歩から帰ってきた”キタさん”がびっしりつけて帰るのです。「キタさん 草の中を歩かないでよ」と 言いながら 体についた種を落とすのが 一苦労でした。毛と一緒に抜くこともありますが、ニャンともいわずおとなしくされるがままになっていたおとなしい児でした。
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“キタさん”のこと、懐かしいですね。あの毛並みに付いたものを取り去るのは大変だったことでしょう。“キタさん”も痛いのを我慢していたのですね。可愛い猫ちゃんでした。
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