『つゆくさ』

『つゆくさ』この表示をどれにしようかと迷いました。
幼い頃から時折見かけた“草というか花”です。あまり日の当たらない場所で、他の草に隠れるように下向きの咲いていた優しく掌に包みたくなるような“花”でした。

ところが今回その思いは一変しました。
このところ、私は怪我続きで外に出ることが出来ず、畑も気になってはいたのですが見回ることが出来ませんでした。
そして、久しぶりで見たものは、いろいろな草のオンパレードです。

中でも旺盛なのがびっくりするような『露草』です。
青々とした葉とブルーの花、取り除こうとするその茎は径5ミリにもなり、そしてワザとのように途中から切れるのです。
それで根元を探ってみると、一株から5~6本の茎が長さ1メートルを超えるほどに伸びているのです。引き抜いても、節々のある貝殻のような(幼い頃はこれが好きだった)種が飛び散ることでしょう。

引き抜いてからも強い。日光に当てて乾かしても、ほんの少しの雨で生き生きと立ち上がるのです。
幼い頃の思い出の『つゆくさ』ではなく、旺盛な『露草』に驚いたことでした。

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『つゆくさ』 への4件のフィードバック

  1. 井上哲朗 より:

    つゆくさ、濃い空色の可憐な花ですね。可憐ですが確かに生命力が強いです、抜いてあっても少しの水分で生き延び地面に根を延ばします。我家の庭でもまだ芽を出してきます。
    健康第一、齢をとると思わぬ所で転びます。注意注意です。暑いですから無理をなさらずに。

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    • satonotayori より:

      御宅の庭までも。ちょっと見には可憐なのですが、その生命力には驚かされます。お言葉のように、最近転ぶことが多くなりましたので気を付けて過ごすことといたします。ありがとうございました。

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  2. yoshiko より:

    そう、確かに可愛い花を咲かせ、かれんな名前を持っているのに 暑さに強いですね。我が家にも負けじとばかり 生い茂っています。

    草取りがんばっているのですね?

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    • satonotayori より:

      記しましたように怪我が続いて外に出ることが出来なかったのです。やっと畑に立って驚いたのは、あの“つゆくさ”の繁茂でした。家の周りも草に覆われていますが、この暑さですのでほとんど家に籠っています。

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